Ubuntu Server 仮想マシン 構築【kvm – qemu – vnc 】

<概要> 今回管理者が構築したH/W環境は下記です。 HostとGuestは同じ「Ubuntu Server 11.10 64bits」を使用しました。 Server:HP ProLiant MicroServer CPU:AMD Turion(tm) II Neo N40L Dual-Core Processor RAM:8 Gbytes OS:Ubuntu 11.10 Server 64bit 1. Host OS Install 2. kvm-pxe”導入 3. Virtual Disk 作成 4. Guest OS Install 5. ゲストOSの基本起動 6. ホストネットワーク設定(再起動時設定が残る) 7. ホストネットワーク設定(一時的起動の場合) 8. bridgeに接続する起動方法 9. ゲストIP設定 10.ゲストOS自動起動化 1. Host OS Install <<Host OS Install>> -OS:”ubuntu-11.10-server-amd64.iso” -初期インストール最低限環境で「kvm、qemu-kvm、ssh」を設定 2. kvm-pxe導入 -kvmコマンド(vncを動かすツール)を実行時”kvm-pxe”が要求されたため”kvm-pxe”も導入 $ sudo apt-get install kvm-pxe 3. Virtual Disk 作成 -Virtual Disk 作成 $ qemu-img create -f qcow2 ubuntuServ.qcow2 10G 4. Guest OS Install <<Guest OS Install>> -OS:”ubuntu-11.10-server-amd64.iso” -kvmでiso読み込み、vnc起動 $ sudo kvm -m 1024 -cdrom ubuntu-11.10-server-amd64.iso -hda ubuntuServ.qcow2 -boot d -vnc :0 5. ゲストOSの基本起動 <<仮想ハードディスクからゲストOSの基本起動>> -vnc出力 $ sudo kvm -hda ubuntuServ.qcow2 -boot…

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サーバ勉強に必須、VMware

皆さん、「VMware」という言葉を聞いたことがありますか。実は、初めてサーバ構築の勉強にとてももってこいツールの一つです。「VMware」は、どういうツールかと言うと、実は「Virtual Machine」仮想マシンなんです。 仮想マシンって、ピンと来ない方がいらっしゃるかもしれませんね。つまり、あなたの使用している自宅のパソコンを、複数のパソコンに変身してくれるためのツールなんです。ちょっと大げさな言い方ですが、そうなんです。家の1台目のパソコン(例:Windows7)を 2台目:Windows8 3台目:Linux 4台目:Ubuntu 5台目:Solaris に複数OSをインストールできます。知らなかった「オペレーティングシステム」の勉強をすることが出来ますし、そして任意の「オペレーティングシステム」をチョイスして、好きな「サーバアプリケーション」をインストールし、実践的にサーバを構築する事が出来ます。 自宅のパソコンは、普段インターネット、メール、情報検索などの目的で利用しているかと思います。これからパソコンのこと、実際的に勉強したいなと考えている方は、もし自分でホームページサーバなどを作れたら、「すこいかも!」と考えたことがありませんか? そう!インターネットで、検索しながら、実践的に少しずつ勉強していくわけです。そこで問題!自宅パソコンは1台しかないと、変に弄ったら動かなくなったら、どうしよう。パソコン買うにしても初期段階で、あまりお金をかけて、投資したくないし。そういう悩みを解消してくれるこは、「仮想マシン」なんです。 仮想マシンを使うと、今持っている1台のパソコンから複数台のパソコンに変身し、それぞれの目的に会うパソコンを選んで、使う事ができます。しかも、弄る放題です。 すこし専門的に説明すると、 「VMware」は、1台のパソコン上で、複数オペレーティング・システムの実行を可能とする仮想マシンツールのひとつです。例えば、マイクロソフト社の「Windows OS」が動作しているパソコン上で、「Linux」などのOSを動作させたり、Intel社CPU搭載のMac OS(オペレーティング・システム)上で、Windowsを動作させたりすることも出来ます。 「仮想マシン」が壊れても、本体のパソコンには影響なく、仮想マシンを削除して、もう一度作ることも可能ですから。使い勝手がとてもいいです。

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