「Buffalo NAS」故障時の対処方法についてご紹介します。
実際に管理者が経験した「故障 Buffalo NAS spec」からご説明します。
<環境>
NAS:LS-WVL0D9 LAN Disk
HDD:HDDx2 (1TBx2) RAID1 Seagate 64MB Barracuda 7200.12 (2 Disks)
<今回の現象>
NAS起動時に赤いLED点滅し、たまに電源が自動OFFとなったりします。起動出来た時、IE(Web User Interface)でLoginし、2つのうちのHDD1がmissingと表示されています。RAID1のHDD1が故障と思われますが、NASが再び自動電源OFFに。その後、何度電源OFF/ONを試みてみても反応なし。
この時点本体までLoginできなくなりました。HDD故障の影響で本体まで故障かちょっと不明。どっちみちNASはもう使えませんので、中のデータだけは撮っておきたいので、HDD2を取り外してデータを救出することにしました。
<対処手順>
- XFSファイルシステムを読むため、Linux Ubuntu 11.10 HP Micro Serverに接続する(USB 経由)
- Driveの状態を確認
- # fdisk -l
- LinkStation は /dev/sde GPT 構成であることが確認できます。
- パーティションの状態を確認
- GPT は fdisk で確認できないため、partedコマンドで確認する
- # parted -s /dev/sde print
- No.6 のサイズが大きいので該当データのパティーションがも
- LinkStation をミラー構成にしていたため、RAIDアレイを編成します。
- # mdadm -Es >> /etc/mdadm/mdadm.conf ※事前にバックアップ
- # mdadm -As
- アレイの状態を確認
- # cat /proc/mdstat
- sde6 は md2 で開始していることが確認できます。
- md2 をマウントする。
- # mkdir /mnt/disk
- # mount -t xfs /dev/md2 /mnt/disk
RAIDでなければ mount -t xfs /dev/sda6 mnt/diskで直接マウントが可能かも!!!