スマートフォンを通し、音楽や動画をシェア出来る特許をアップルが取得しました。トラフィック面でアップルの負担を軽減するとともに、違法コンテンツの対策が狙いでは、とされています。
AirDropを通して脱中心化へ
特許の申請は2011年に行われていましたが、実際に特許を取得したのは今月初旬です。デジタル著作権管理に抵触しない形で、音楽やビデオ、画像などを、iPhoneやiPadのユーザー同士が直接シェア出来る仕組みです。
特許によれば、システムはAirDropを使用し、ライセンスを取得しているものであれば、iTunesからコンテンツのコピーをダウンロードしなくとも、簡単にデバイス間を移動させられるようです。
ほかにも、この特許では、コンテンツ・オーナーの帯域維持コスト削減がP2Pの利点として挙げられており、このことからニュースサイトのZDNetは、「最終的にはアップルが、自社が所有するさまざまなコンテンツを、自身のサーバーで一括管理しない方向に持っていくのでは」と分析しています。
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