kvmへ仮想HDD追加方法「Ubuntu 11版」

<Host PC> 1.Guestをshutdownする # virsh shutdown/destroy <id> 2.ホストUbuntuに仮想HDD作成 # qemu-img create -f qcow2 /hdd/NewHDD.qcow2 500G 3.xmlファイルへ仮想HDDの定義追記 # vi /etc/libvirt/qemu/virtualServer.xml …(省略)… <disk type=’file’ device=’disk’> <driver name=’qemu’ type=’qcow2’/> <source file=’/hdd/NewHDD.qcow2’/> <target dev=’vdb’ bus=’virtio’/> </disk> 4. xml修正反映 # virsh define /etc/libvirt/qemu/virtualServer.xml 5.Guestを起動 # virsh start Guest <Guest PC> 1.新仮想HDDのPartitions作成 # fdisk /dev/vdb 2.EXT4 FSフォーマット # mkfs.ext4 /dev/vdb1 mke2fs 1.41.14 (22-Dec-2010) Filesystem label= OS type: Linux Block size=4096 (log=2) Fragment size=4096 (log=2) Stride=0 blocks, Stripe width=0 blocks 32768000 inodes, 131071870 blocks 6553593 blocks (5.00%) reserved for the super user First data block=0 Maximum filesystem blocks=4294967296 4000 block groups 32768 blocks per group, 32768 fragments per group 8192 inodes per group Superblock backups stored on…

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NFS Server&Client設定方法「Ubuntu 11」

<概要> NFSは、「Network File System」の略語です。NFSは、sambaと異なり、NFS経由でリモートファイルがローカルHDDと同じような感覚でファイルの読み・書きが可能です。 <構築例> Server: Ubuntu 11.10 (192.168.0.100) Client: Ubuntu 11.04 (192.168.0.110) <目次> 1.ServerへNFSインストール 2.ClientへNFSインストール 3.サーバ上のNFS Directories作成&エクスポート 4.Clientでのマウント用ディレクトリ作成 5.Clientでのディレクトリマウント 6.マウント内容の確認 7.Clientでのテストファイル作成 8.Clientで作成したファイルをServerで確認 9.Client起動時、自動マウント設定 10.Client再起動&#dfコマンドチェック <手順> 1.ServerへNFSインストール: # aptitude install nfs-kernel-server nfs-common portmap 2.ClientへNFSインストール: # aptitude install nfs-common portmap 3.サーバ上のNFS Directories作成&エクスポート # mkdir /var/nfs # chown nobody:nogroup /var/nfs # vi /etc/exports /home 192.168.0.100/24(rw,sync,no_root_squash,no_subtree_check) /var/nfs 192.168.0.100/24(rw,sync,no_subtree_check) (「no_root_squash」オプション指定は、 「/home」をルートフォルダとする) [/etc/exports]設定反映 # exportfs -ra 4.Clientでのマウント用ディレクトリ作成 # mkdir -p /mnt/nfs/home # mkdir -p /mnt/nfs/var/nfs 5.Clientでのディレクトリマウント: # mount 192.168.0.100:/home /mnt/nfs/home # mount 192.168.0.100:/var/nfs /mnt/nfs/var/nfs 6.マウント内容の確認: # df -h # mount 7.Clientでのテストファイル作成 # touch /mnt/nfs/home/test.txt # touch /mnt/nfs/var/nfs/test.txt 8.Clientで作成したファイルをServerで確認 # ls -l /home/

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Ubuntu 11.04 smbfs (smbmount)【Sambaサーバ構築】

<概要> 1.Samba Server (Ubuntu 11.10) ※導入済とする 2.Samba Client (Ubuntu 11.04) 3.Sambaの共有フォルダをClientフォルダにマウントする方法 <手順> # apt-get install smbfs # smbmount //192.168.0.100/shareFolder /mnt/mountPoint 上記smbfsのインストールがエラー発生の場合、下記実行後再度トライ # apt-get update # df //192.168.0.100/shareFolder/ …(省略)… /mnt/mountPoint

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Postfix relayhost (ISP経由)

Postfixを利用したメール送信サーバについて、別の記事「自宅サーバ postfix Gmail リレー」でご紹介しました。それはISP(インターネットサービスプロバイダー)のメールサーバを経由せずに、Gmail経由方法でした。今回は、ISPメールサーバ経由での設定方法を紹介します。やり方は、特に大きな差異がありません。 リレーホストの部分がISPのメール送信サーバの入れ替えだけです。各プロバイダーのメール送信サーバをあまりご存知ない方がいらっしゃらないかもしれませんので、今回代表的な3つの大手プロバイダーを紹介します。 Mail Server Postfix を使用時のrelay host設定は下記です。 (/etc/postfix/main.cf) #relayhost = $mydomain #relayhost = [gateway.my.domain] #relayhost = [mailserver.isp.tld] #relayhost = uucphost #relayhost = [an.ip.add.ress] relayhost = [ybbsmtp.mail.yahoo.co.jp] 上記設定は、自宅のインターネット環境でYahooBBを利用した場合の設定です。その他のISPに関しては下記「smtpサーバのドメイン」を入れ替えて下さい。 ぷらら:relayhost = [mmr.plala.or.jp] So-Net:relay host = [mail.ya2.so-net.ne.jp]

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Ubuntu 11.10 サービス管理をインストール方法

<Redhat&Ubuntuのサービス管理> Redhat系:chkconfig Ubuntu系:sysv-rc-conf <Ubuntuのサービス管理パケージインストール> # apt-get install sysv-rc-conf Reading package lists… Done Building dependency tree Reading state information… Done The following extra packages will be installed: libcurses-perl libcurses-ui-perl libterm-readkey-perl The following NEW packages will be installed: libcurses-perl libcurses-ui-perl libterm-readkey-perl sysv-rc-conf 0 upgraded, 4 newly installed, 0 to remove and 0 not upgraded. Need to get 420 kB of archives. After this operation, 1,577 kB of additional disk space will be used. Do you want to continue [Y/n]? Y Get:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ oneiric/universe libcurses-perl amd64 1.28-1build1 [132 kB] Get:2 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ oneiric/main libterm-readkey-perl amd64 2.30-4build2 [31.2 kB] Get:3 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ oneiric/universe libcurses-ui-perl all 0.9607-2 [232 kB] Get:4 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ oneiric/universe sysv-rc-conf all 0.99-6 [24.2 kB]…

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第3世代 Mac miniの魅力

本日、Mac miniの魅力について、お話したいと思います。まず「Mac mini」とは何?という方のために、少し簡単にご説明しておきますと、Mac mini(マック・ミニ)はアップル社が開発した小型パソコンのことです。 当初は今現在のモデルより若干大きかったのですが、最近の第3世代のIntel Coreプロセッサを搭載したMac miniは、縦横19.7cm/薄さ3.6cmのUnibodyデザインになっています。 小さい割には、驚く程ハイパフォーマンスを実現しています。それに、OS X Server搭載する事によって、様々なネットワークサービスを提供するサーバに変身することが可能です。初心者〜上級者まで、それぞれに合ったレベルで、サーバ機能、Mac OS Xそのものの勉強をすることが出来ます。 この第3世代のMac miniでは、 ホームページサーバ「httpサーバ又はWebサーバ」を簡単に構築できる ファイルサーバ「ストレージ」として構築できる 多彩な内蔵アプリケーションが初期搭載されている その他 今後様々な機能を紹介し、それぞれの機能の使い方、基本設定などについて記事を増やしていきたいと思います。 また、次の記事にお楽しみ下さい!

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自宅サーバ postfix Gmail リレー Mail Server

自宅サーバを構築したことがある方は、「http, ftp, mail」サーバなどの構築経験があるかと思います。Linux系無料OSの普及により、誰でも簡単に構築することが可能です。しかし、自宅サーバのうち、Mailサーバに関しては、ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)の制限により、メール送信の設定がうまく行かないと言う問題がしばしばあります。それは、不正アクセス、サイバー攻撃などにより、プロバイダ側からの制限が日々強化しているからです。では!その制限とは何か、どうやってその制限を対処するか、具体的な設定方法を紹介したいと思います。 近年、ウイルスメールや迷惑メールなどが、ISP(インターネットプロバイダー)の提供するMailサーバーを経由なしで多数送信されていて、セキュリティの問題になっています。そのためインターネット利用者の安全の向上を図るために、多くのプロバイダーが25番ポートブロック(Outbound Port25 Blocking)を実施し、その代わりに「サブミッションポート(Port 587)を使用しています。これによって多くのユーザがメール送信ができなくなり、自宅サーバ運営のメールサーバも送信できなくなりました。 それを解決する為に、「メール送信サーバ587番ポートによる迷惑メール対策」を行わなければなりません。これは、従来自宅サーバからISP経由せずに自由に迷惑メールを送信出来ないようにするため、自宅からメールを送信する際に一旦ISP経由し、外部に送信される仕組みになっています。 ISP経由でのメール送信に関しては、別の記事にご紹介したいと思いますが、今回管理者がISP経由以外の方法を見つけたので、まずそれを紹介します。「Postfix Gmail リレー」という方法です。Postfixとは、Mailサーバを構築する際に必要なメール送信サーバソフトウェアの一つです。同類ソフトウェアはSendmailなどがあります。それでは、「Postfix Gmail リレー」法の具体的な設定方法に移りたいと思います。今回、管理者が利用する環境は、Linux系オペレーティングシステムのUbuntu 11.04 serverです。他のディストリビューションとはそんなに差分がないですが、ご参考頂ければと思います。 <環境> Ubuntu 11.04 server 1.Postfix設定、main.cfの最後に下記追記 # vi main.cf # ================================== # Gmail Relay relayhost = [smtp.gmail.com]:587 #sasl setting smtp_sasl_auth_enable = yes smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/sasl/sasl_password smtp_sasl_security_options = noanonymous smtp_sasl_tls_security_options = noanonymous smtp_sasl_mechanism_filter = plain #tls setting smtp_use_tls = yes # ================================== 2.password file作成 # vi /etc/postfix/sasl/sasl_password smtp.gmail.com]:587 username@gmail.com:password 3.sasl_passwordファイルをハッシュ化 # postmap sasl_password 4.Restart Postfix # /etc/init.d/postfix reload 5.Gmail設定 1.) Gmail Login 2.) 右上画面から設定を選択 3.) アカウントとインポートをクリック 4.) 自宅メールアドレスを登録

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一般PCとサーバPCの違い

一般的に、使用されているパソコンと「サーバ」と呼ばれているパソコンは、どう違うのかという疑問を持っている方は、少なくないかと思います。本日それについて、お話ししたいと思います。 一般的に使っているPCとは、「トップページ」にもご説明した通り、「Webブラウザ」を使ってネット検索したり、Word、Excelを使って資料を作成したりする「パーソナル・コンピュータ」と呼ばれているパソコンです。 さて、サーバPCとは何かというと、そもそも「サーバ」とは何かというところから説明しますと、「サーバ」&「クライアント」という概念があります。「サーバ」は、サービスを提供する側、「クライアント」はサービスを利用する側になっています。 つまり、サーバPCとは、簡単にいうとサービスを提供するためのパソコンのことです。提供する側ですので、もちろんサービスによって「クライアントPC」よりも高性能PCが必要です。 普段皆さんがニュースを呼んだり、ブログを呼んだりして、そんなに性能のいいパソコンを使わなくても、Webブラウザさえ利用出来れば充分な訳ですが、そのニュースを提供するための「ウェブサーバ」ですと、複数クライアントからのアクセスを処理するため、ある程度の性能が求められています。CPUのスピードだったり、メモリの容量だったりします。ある程度高性能である必要があります。 サーバPCは、上記述べていた「ウェブサーバ」意外にも様々なサーバがあります。今後少しずつ「関連記事」を提供して行きたいと思いますが、下記のようなものなどがあります。 Webサーバ(別名:http、apache) 遠隔サーバ(telnet, ftp, ssh) ドメインサーバ(IPからドメイン名に変換するサーバ) ファイルサーバ(icloud, dropbox, google drive) ストリーミングサーバ(Youtubeなど) 多くのサーバは、UNIX系OSが使われています。最大のメリットとしましては、無料オペレーティング・システム、無料アプリケーションを簡単に手に入れることです。 今後、UNIXコマンドの知識についても、皆さんと一緒に勉強していきたいと思います。  

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Macで「Windows用キーボード&マウス」を使用方法

<MacOSX&Windows間のキー対応表> Windowsキー:Command Altキー:Option Ctrlキー:Control Ctrl+Shift+j:日本語入力 Ctrl+Shift+;:英語入力 Windowsキー+Space:日本語ー>英数ー>その他 F12キー短押し:ダッシュボード F12キー長押し:CD/DVDの取り出し [半角/全角漢字], [無変換], [変換], [カタカナ・ひらがな・ローマ字]:無反応 <Windows用マウスを快適に使用> USB OverDrive(http://www.usboverdrive.com/)というソフトをインストールするとダルい感覚が快適になるようです。シェアウェアなので、ユーザ登録をしないとOS X起動時にダイアログが表示されます。 「PCKeyboardHack-6.3.0.pkg.zip」の「Download」ソース <Windows用キーボードを快適に使う> 1.PCKeyboardHackをインストールする 2.Enable XFERとEnable NFER にチェックを入れます。 3.Enable XFER(変換) Key -> 104(KANA) かなキー 4.Enable NFER(無変換) Key -> 102(EISUU) 英数キー 5.KeyRemap4MacBookをインストール [かなキー(変換キー)]を押すことで 日本語入力→英数入力 のトグル式切替が実現できる。PCKeyBoardHackを使って「変換キー」と「無変換キー」を、それぞれ「かなキー」「英数キー」に割り当ててからでないと、KeyRemap4MacBook の設定は有効にならないので注意。 [KeyRemap4MacBook-7.0.0.pkg.zip]の「Download」ソース

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便利なもの、便利に使う!

今現在、生活に欠かせない「スマートフォン」の時代です。様々な機能・アプリが搭載されている便利なツールが充実しています。情報収集するために、新聞を読んだり、たくさん書籍を買って読んだりする手段は、今の時代では少し古くなっているかもしれません。 もっと効率的な情報収集方法がないか、時間をかけて、目が痛い程書籍に集中して読み込む方法以外がないか、短い時間でたくさんの情報量を収集する方法がないか、と考えたときに初めて思い出すのは「スマートフォン」なんです。 今は、情報を把握しやすいように、且つ効率的に扱うため、ニュースなど様々な形に整形され、「スマートフォン」アプリで読む事が出来ています。紙式の新聞、雑誌、書籍などを持たなくても、色んなジャンルの知識がデジタル化され、インターネット環境さえあれば、どこでもいつでも「スマートデバイス」から読む事ができます。 まだ古い考え方をもっている一部のアナログ人間がいらっしゃるかもしれませんが、こんな便利なツールが有るのに、使わない手はありません。仕事が忙しく、ゆっくり家で新聞を読む時間がなくても、スマートフォンがあれば、通勤時間で充分に世の中怒っていることを把握することが出来ます。 「混んでいる電車」の中で新聞を開いて読むと、周りの人に邪魔になるし、スマートフォンの場合は、小型デバイスですので、人に邪魔せず狭いスペースでも見る事が出来ます。本当に電車が混んでいて、「スマートフォン」を挙げるスペースがなくても、ポケットに入れたままにして、音声のニュースも聞く事が出来ます。 自宅Wi-Fi環境があれば、Airplay対応スピーカーを使えば、配線の事を気にせずに、自分のスマートフォンから、無線で「スピーカー」に音楽を流すことが出来ます。 技術がどんどん進化し、人間の為に色々便利な物が開発され、そんな便利なものを便利に使わないと「損」しますので、時代に乗って、効率的な生き方をしましょう。

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