iRedMailを利用した「メールサーバ構築」Ubuntu Server版

<概要> iRedMailは、Virtual Mail Account, POP3/IMAP/SMTP, AJAX webmailを無限大に提供するサーバアプリケーションです。また、Red Hat Enterprise Linux, CentOS, Debian, Ubuntu, FreeBSD等のオペレーティングシステム上動作し、「オープンソースのEメールサーバのソリューションを提供しています。詳細ーー>[iRedMail特徴] 今回、Ubuntu 11.04(natty)にて「iRedMail」の構築方法をご紹介致します。 <利用環境(一例)> Ubuntu 11.04 (natty) iRedMail-0.7.4 1.iRedMail導入関連パケージ Postfix: SMTP service Dovecot: POP3/POP3S, IMAP/IMAPS, Managesieve service Apache: Web server MySQL: Storing application data and/or mail accounts OpenLDAP: Storing mail accounts Policyd: Postfix policy server Amavisd, SpamAssassin, ClamAV: Anti-spam, anti-virus Roundcube: Webmail Awstats: Apache and Postfix log analyzer Fail2ban: scans log files (e.g. /var/log/maillog) and bans IPs that show the malicious signs — too many password failures, seeking for exploits, etc. 2.Pre-Install: # vi /etc/hostname mail.domain.com # vi /etc/hosts 127.0.0.1 mail.domain.com 3.Installation: # wget http://iredmail.googlecode.com/files/iRedMail-0.7.4.tar.bz2 # apt-get install bzip2 # tar jxvf iRedMail-0.7.4.tar.bz2 # cd iRedMail-0.7.4 #…

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自宅サーバ postfix Gmail リレー Mail Server

自宅サーバを構築したことがある方は、「http, ftp, mail」サーバなどの構築経験があるかと思います。Linux系無料OSの普及により、誰でも簡単に構築することが可能です。しかし、自宅サーバのうち、Mailサーバに関しては、ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)の制限により、メール送信の設定がうまく行かないと言う問題がしばしばあります。それは、不正アクセス、サイバー攻撃などにより、プロバイダ側からの制限が日々強化しているからです。では!その制限とは何か、どうやってその制限を対処するか、具体的な設定方法を紹介したいと思います。 近年、ウイルスメールや迷惑メールなどが、ISP(インターネットプロバイダー)の提供するMailサーバーを経由なしで多数送信されていて、セキュリティの問題になっています。そのためインターネット利用者の安全の向上を図るために、多くのプロバイダーが25番ポートブロック(Outbound Port25 Blocking)を実施し、その代わりに「サブミッションポート(Port 587)を使用しています。これによって多くのユーザがメール送信ができなくなり、自宅サーバ運営のメールサーバも送信できなくなりました。 それを解決する為に、「メール送信サーバ587番ポートによる迷惑メール対策」を行わなければなりません。これは、従来自宅サーバからISP経由せずに自由に迷惑メールを送信出来ないようにするため、自宅からメールを送信する際に一旦ISP経由し、外部に送信される仕組みになっています。 ISP経由でのメール送信に関しては、別の記事にご紹介したいと思いますが、今回管理者がISP経由以外の方法を見つけたので、まずそれを紹介します。「Postfix Gmail リレー」という方法です。Postfixとは、Mailサーバを構築する際に必要なメール送信サーバソフトウェアの一つです。同類ソフトウェアはSendmailなどがあります。それでは、「Postfix Gmail リレー」法の具体的な設定方法に移りたいと思います。今回、管理者が利用する環境は、Linux系オペレーティングシステムのUbuntu 11.04 serverです。他のディストリビューションとはそんなに差分がないですが、ご参考頂ければと思います。 <環境> Ubuntu 11.04 server 1.Postfix設定、main.cfの最後に下記追記 # vi main.cf # ================================== # Gmail Relay relayhost = [smtp.gmail.com]:587 #sasl setting smtp_sasl_auth_enable = yes smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/sasl/sasl_password smtp_sasl_security_options = noanonymous smtp_sasl_tls_security_options = noanonymous smtp_sasl_mechanism_filter = plain #tls setting smtp_use_tls = yes # ================================== 2.password file作成 # vi /etc/postfix/sasl/sasl_password smtp.gmail.com]:587 username@gmail.com:password 3.sasl_passwordファイルをハッシュ化 # postmap sasl_password 4.Restart Postfix # /etc/init.d/postfix reload 5.Gmail設定 1.) Gmail Login 2.) 右上画面から設定を選択 3.) アカウントとインポートをクリック 4.) 自宅メールアドレスを登録

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