Facebookの「今年のまとめ」カードは、ユーザーを傷つける恐れも!
年末に入ってから、フェイスブックの「今年のまとめ」カードが話題に上がっています。カードの作成方法については下記ご参照下さい。 ▶︎ Facebookで「今年を振り返ってカードを作ってみました」カードの作り方 ▶︎ Facebook [今年を振り返ってカード] のカスタマイズ方法 Facebookユーザーが一年の出来事を自動的にまとめて公開できる「今年のまとめ」アプリが提供されましたが、プログラミングのアルゴリズムで自動作成されるこのサービスはユーザーを傷つける恐れがあるとして、Webデザイナーのエリック・メイヤー氏がアルゴリズムの改善を提案しました。 ユーザーをどう傷つけるか! なぜ、アルゴリズムやプロセスなどを改善する必要があるのか? 殆どのFacebookユーザーにとって、このアルゴリズム(アプリ)は完璧ではないですが、十分に使えて、2014年の記憶に残る瞬間を良くまとめていると思います。 しかし、 あるFacebookユーザーは、「私の今年は確かに今は亡き愛しい小さな娘がすべてだった。だが、それを強制的に思い出させようとするのは冷酷だ」と語っています。このFacebookユーザーこそがアルゴリズムの改善を提案した「Webデザイナーのエリック・メイヤー氏」と同じ人物です。 同氏は改善案として、ニュースフィードに表示する投稿でユーザーの写真を事前に組み込むことをやめることと、「今年のまとめ」をユーザーに押し付けるのではなく、まずプレビューを見たいかどうかユーザーに確認することを提案したそうです。 Facebookは、もちろん悪意などはなかったでしょうが、「記憶に残る」良くなかった出来事などを思い出したくない人々もたくさんいるでしょうし、残念ながら現在のFacebookには今年を振り返りたい人たちと今年を振り返りたくない人たちを見分けることは困難です。